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| T 学会発足まで U 本学会の目的 V 本学会で扱う研究領域 W 理事長の言葉 T 学会発足まで 本学会の前身は「和漢薬シンポジウム」です。1967年に故山村雄一先生(元大阪大学総長)らを発起人として、第一回シンポジウムが富山県の立山連峰の中腹にある弥陀ケ原の山荘で開かれました。 それから17年の間、開催地を全国に移してシンポジウムが続けられ、会員数の増加と学問的基盤が整備されたとの判断の下に「和漢薬シンポジウム」は発展解消し、1984年に「和漢医薬学会」として発足いたしました。 U 本学会の目的 本学会の目的は、和漢薬の資源、品質管理、作用機序、臨床研究などについて科学的視点から最新の知見を討議し、基礎と臨床の橋渡しをすることにあります。 この目的に沿って、学会誌の発行と学術大会の開催を通し、次のことを実践したいと考えています。
V 本学会で扱う研究領域 本学会で扱う研究領域を以下に示します。 これらの領域での、皆様の最新の成果を、学術大会や学会誌(Journal of Traditional Medicines)に発表していただくことを願っております。
W 理事長の言葉
「人は生まれ、人は死す」の言葉どうり、私達は生まれ出た時から人生の終着駅に向かって否応無しに走り続けることになる。その一生を病気や怪我もなく至福のうちに送った人は稀であり、多くは飢餓や疾病との戦いであったことであろう。その戦いの中に掴んだ飢饉や疾病に対する知識や知恵はやがて後世に受け継がれ、後者に関しては伝統医学として体系付けられていったものであろう。アーユルヴェーダ医学、ユナニー(ギリシャ)医学、中国医学などは、三大伝統医学として現在でも広く認知されている。これら医学は数千年以上の歴史を経てはいるが、さまざまな時代、地域、民族、文化的背景を持ち、なかなか統一的な医学にまとめあげることは難しい。近年、これら伝統医学を西洋医学と対比して相補・代替医療と呼ぶこともあるが、言葉から受けるニュアンスは東洋人にはなかなか受け入れがたい用語である。しかしながら、高度に発展しつつある西洋医学の研究者のなかから相補・代替医療の必要性が叫ばれてきている点は傾聴に値する。翻って、我が国では長い漢方医学の歴史があると同時に、アジアにおいては早くから西洋医学を取り入れてきた経緯があり、この西洋医学と東洋医学の交わりは世界に先駆けていたと言っても過言でない。 平成22年4月 和漢医薬学会理事長 服 部 征 雄 |